安心して受診していただくために
~お茶の水甲状腺クリニックの感染対策~
お茶の水甲状腺クリニックでは、患者様に安心・安全な医療を提供するため、感染症への対策として以下を実施し、感染対策に努めております。
感染対策上考慮すべきクリニックの特性・背景と当院の方針
- 1.甲状腺疾患を専門的に扱う施設で、発熱外来などの感染症の診断、治療を目的とする患者様の受け入れは行っていません。
- 2.一方で、甲状腺疾患や治療薬を原因とする発熱が疑われる患者様の受け入れは行っていますので、待合室には、潜在的感染症を有する可能性のある患者様がいらっしゃる可能性があります。
- 3.クリニック待合は限られたスペースであり、発熱などの症状の有無によるゾーニングや導線区分は不完全です。
- 4.甲状腺癌の肺転移を有する患者様、他癌治療中で併存する甲状腺疾患治療中の患者様、抗甲状腺薬の副作用で白血球低下を認める患者様、併存する膠原病治療で免疫抑制剤などを内服中の患者様、妊娠中の患者様など、COVID19にかかわらず、呼吸器感染症に特に注意を払うべき患者様が、常に待合スペースにはいらっしゃいます。
- 5.言語や文化、生活背景の異なる患者様も多く、「咳エチケット」の順守を個人のマナーや道徳に求めることは困難と考えます。
- 6.以上より、当院は、ユニバーサルマスキングを継続しています。
当院の感染対策
- 1.すべてのスタッフがマスクを着用して患者様に接します。患者様にも、院内でのマスク着用をお願いしております(ユニバーサルマスキングの継続)。
➡(大変恐れ入りますが、院内でのマスク着用にご協力をいただけない患者様は、他医療機関を受診ください。) - 2.マスクはご自身で準備いただいています。お忘れの方は、ビル1階の薬局で、個包装のマスクを20円で販売しています。
- 3.建築設計時に吸気排気回路を再構築しています。クリニック全体で、5回 / hrの外気入れ替え換気を確保しています。(オフィス換気の法定基準は、0.5回 / hr)
- 4.スウェーデン製、高性能空気清浄機(Blueair Protect 7710i)を設置し、持続運転しています。待合スペースの空気清浄は、5回 / hrに相当します。(8畳であれば4分で清浄完了するスピード)
- 5.待合スペースの持続的環境モニタリングを実施しています。(CO2、PM2.5、気温、湿度、AQI)
- 6.待合スペースを窓際に沿って細長く設計し、他の患者様と対面せずにお待ちいただけるようにしています。
- 7.窓口には専用設計のアクリルパーテションを設置し、呼び出しは、マイクを利用いたします。
- 8.お支払いは、セミセルフ自動精算機を導入し、クレジットカード決済にも対応いたします。
- 9.来院時に受付で、非接触体温測定をサーモカメラで実施いたします。恐れ入りますが、37.5℃以上の場合は、腋下体温を測定し、来院を後日にしていただくことがあります。
- 10.時間帯予約制で、待ち時間短縮および待合混雑の低減に努めていますが、検体検査の結果判明までの待機時間は、院外での待機も可能です。ビル1階はカフェに隣接しています。